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スモックや体操服の絵の具が落ちない!絵具の落とし方を解説!

スモックや体操服の絵の具が落ちない

スモックや体操服についた絵の具のシミ、困りますよね。

特に、頑固な絵の具の汚れは普通の洗濯方法では落ちにくいもの。

でも、心配ご無用。

この記事では、そんな厄介な絵の具のシミを落とすための効果的な方法をご紹介します。

1.絵具がついたスモックや体操服を洗うときの準備ポイント

絵の具で汚れたスモックや体操服、そのままにしておくとシミになってしまうことも。

でも、適切な準備をすれば、その心配は不要です。

この章では、絵の具がついた衣類を洗う前の重要なポイントを紹介します。

1-1.なるべく早めに洗濯をする

絵の具がついたスモックや体操服は、なるべく早く洗濯することが大切です。

絵の具は時間が経つにつれて衣類の繊維に固着し、取り除きにくくなるからです。

特にアクリル絵の具や油性の絵の具は乾燥すると非常に落ちにくくなります。

1-2.絵具の種類を確認する

絵の具がついた衣類を洗う前に、その絵の具の種類を確認することが非常に重要です。

絵の具には水彩絵の具、アクリル絵の具、油絵の具など、様々な種類があり、それぞれに適した洗い方が異なります。

水彩絵の具

水に溶けやすく、通常の洗濯で簡単に落とすことができます。

ただし、放置しておくとシミになる可能性があるため、早めの洗濯が推奨されます。

また幼稚園や小学校で使われている絵具はこの種類が多いです。

アクリル絵の具

水性ですが、乾くとプラスチックのような膜を形成し、水彩絵の具よりも落ちにくくなります。

予洗いで多くの絵の具を落とし、洗濯機でしっかり洗う必要があります。

中学生以上でこの絵の具が使われることがあります。

油絵の具

油性で非常に落ちにくいです。

特殊な溶剤やアルコールを使った予洗いが効果的ですが、衣類の素材を傷める可能性があるため注意が必要です。

小中学校ではまず使われることはありません。

このように、絵の具の種類によって対処法が異なるため、正確な種類の特定が重要です。

2.スモックや体操服についた水彩絵の具の場合の落とし方

水彩絵の具は他の種類に比べて落としやすいとはいえ、しっかりとした方法で対処しなければ完全には落ちません。

この章では、水彩絵の具がついたスモックや体操服に特化した、効果的なシミ抜き方法を紹介します。

2-1.ぬるま湯と石鹸を使った方法

水彩絵の具がついたスモックや体操服をきれいにするための基本的で効果的な方法が、ぬるま湯と石鹸を使った手法です。

この方法は、特別な道具や溶剤が不要で、家庭で簡単に実践できます。

以下に、具体的な手順を紹介します。

ぬるま湯でつけ置きする

まずは、服を40~50℃のぬるま湯に10~15分間つけ置きします。

この温度のお湯は、水彩絵の具を柔らかくし、繊維から離れやすくするのに効果的です。

アルカリ性石鹸を使う

次に、絵の具で汚れた部分に直接、アルカリ性石鹸を塗ります。

アルカリ性石鹸は、絵の具を分解しやすくする性質を持っています。

優しくこする

石鹸を塗った後は、優しく手でこすり、汚れを落とします。

強くこすりすぎると生地を傷める可能性があるので注意が必要です。

歯ブラシでこする

汚れが落ちにくい場合は、やわらかめの歯ブラシを使って、慎重にこすります。

歯ブラシは汚れを効果的に落とすことができる道具ですが、生地を傷めないように軽く扱いましょう。

十分にすすぐ

汚れが取れたら、ぬるま湯または清水でよくすすぎます。

石鹸が残らないようにすることが重要です。

2-2.でんぷんのりを使った方法

水彩絵の具のシミに対する意外な対処法として、でんぷんのりを使用する方法があります。

この方法は、特に頑固な水彩絵の具のシミに効果的です。

以下に、その手順を詳しく説明します。

服を濡らす

まず、汚れた部分を水で濡らします。

これにより、絵の具の粒子が柔らかくなり、のりが絵の具にしっかりと絡みやすくなります。

でんぷんのりを塗る

続いて、でんぷんのりを汚れた部分にたっぷりと塗ります。

のりは絵の具を吸着し、取り除きやすくする効果があります。

放置する

のりを塗ったら、1~2時間放置します。

この時間が絵の具とのりが反応し、絵の具を引き抜くのに必要です。

もみ洗いをする

放置した後、その部分を優しくもみ洗いします。

のりに絵の具の色が移っていることを確認したら、水でよく洗い流します。

汚れが完全に落ちない場合は、このプロセスを数回繰り返します。

通常の洗濯をする

汚れが落ちたら、最後に通常通り洗濯機で洗います。

このでんぷんのりを使用した方法は、水彩絵の具のシミを効果的に取り除くのに役立ちます。

特に他の方法で落ちない頑固なシミに対して効果的で、衣類を傷めることなく清潔にすることができます。

3.スモックや体操服についたアクリル絵の具の場合の落とし方

アクリル絵の具は乾燥すると水に強く、通常の洗濯方法では落ちにくいことで知られています。

しかし、適切な方法を用いれば、この困難なシミもきれいに落とすことが可能です。

この章では、スモックや体操服についたアクリル絵の具を効果的に取り除くための二つの方法を紹介します。

3-1.酸素系漂白剤を使った方法

アクリル絵の具のシミは、酸素系漂白剤を使って効果的に取り除くことができます。

この方法は、特にアクリル絵の具のシミに強く、衣服を傷めることなく汚れを落とすことができます。

以下に、具体的な手順を説明します。

洗浄液を作る

まず、容器に40~50℃のお湯を入れ、通常使用する量の洗濯洗剤を加えて洗浄液を作ります。

衣服をつける

次に、その洗浄液に衣服を浸し、しばらくつけ置きします。

これにより、アクリル絵の具が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなります。

汚れた部分をもみ込む

汚れている部分を特に注意して、優しくもみ込みます。

強くこすりすぎると生地を傷める可能性があるので注意が必要です。

酸素系漂白剤を使用する

別の容器にお湯と酸素系漂白剤を入れ、その中に衣服を浸します。

酸素系漂白剤は、アクリル絵の具のシミを分解し、効果的に取り除くことができます。

1時間ほどつけ置きすると良いでしょう。

すすぎをする

汚れが落ちたら、水ですすいで洗剤や漂白剤をしっかりと洗い流します。

この方法を用いることで、アクリル絵の具の頑固なシミも安全かつ効果的に落とすことができます。

ただし、酸素系漂白剤は色落ちの可能性もあるので、色の薄い衣類やデリケートな素材には注意が必要です。

3-2.除光液とクレンジングオイル

アクリル絵の具のシミを落とすためのもう一つの方法は、除光液とクレンジングオイルを使用する技術です。

この方法は、特に乾燥したアクリル絵の具のシミに効果的であり、以下の手順で行います。

除光液を使用する

除光液をキッチンペーパーに含ませます。

その後、絵の具が付いた部分にキッチンペーパーをポンポンと叩き込み、除光液をシミに浸透させます。

除光液はアクリル絵の具を溶解する効果があるため、この工程は非常に重要です。

中性洗剤でもみ洗いする

次に、中性の洗濯用洗剤と水を使い、汚れた部分を優しくもみ洗いします。

これにより、除光液で溶けた絵の具の残りが落ちやすくなります。

クレンジングオイルで処理する

もみ洗いの後、クレンジングオイルを適量取り、再度汚れた部分を優しくもみ洗いします。

クレンジングオイルは絵の具を優しく分解し、シミを浮かせるのに効果的です。

洗い流して洗濯機で洗う

最後に、汚れた部分を十分に水で洗い流し、通常の洗濯を行います。

この方法はアクリル絵の具の固着したシミに対して有効であり、他の方法では落ちないシミに対して試す価値があります。

ただし、除光液やクレンジングオイルは衣類の素材によっては色落ちや変色の原因となることがあるため、使用する前に目立たない部分でテストすることをお勧めします。

スモックや体操服についた絵具の落とし方のまとめ

スモックや体操服の絵の具が落ちないときの対処方法まとめ。

絵の具の種類を確認: 水彩、アクリル、油性など、絵の具の種類によって対処法が異なるので、種類を特定し、適切な方法を選ぶ必要があります。

水彩絵の具の落とし方

  • ぬるま湯と石鹸:ぬるま湯でつけ置きし、アルカリ性石鹸で優しくもみ洗い。
  • でんぷんのり:汚れた部分にでんぷんのりを塗り、つけ置き後にもみ洗い。

アクリル絵の具の落とし方

  • 酸素系漂白剤:洗濯洗剤とお湯でつけ置き後、酸素系漂白剤で再びつけ置きし、すすぐ。
  • 除光液とクレンジングオイル:除光液でシミを叩き、中性洗剤でもみ洗い後、クレンジングオイルで汚れを落とし、洗濯機で洗う。

これらのステップを踏むことで、スモックや体操服の絵の具のシミを効果的に取り除くことが可能です。